東寺、正式名称を「教王護国寺」と言いまして、真言宗の総本山です。開山は弘法大師空海聖人です。
京都人にとってはシンボルタワー的存在で、This is Kyotoといったところでしょうか。新幹線に乗っていて東寺が見えると「京都に帰ってきたなー」と思います。
毎年、桜の季節、紅葉の季節にライトアップをされています。でも、やっぱり桜の季節がいいです。「不二桜」と「五重塔」はベストマッチです。
ただ、本当に見て頂きたいのは「講堂」です。なんていったって国宝だらけ!!一堂にこんなに国宝が見れるのはココだけだと思います。この仏様は立体曼荼羅と呼ばれるもので、弘法大師空海が発明されたものです。
弘法大師は、まず、頭の中で仏様の世界がどの様なものか考えられました。その次におそらく文字で書かれたんだと思います。ただ、文字だと分かりづらいので、次に絵にされました。これが両界曼荼羅(胎蔵界曼荼羅と金剛界曼荼羅)です。たしかに、絵だとわかりやすいんですが、さらに直感的に訴えるべく仏像という手段をとられました。これが、講堂にある立体曼荼羅です。一度参拝してみてください。仏様の強烈なインパクトと匂い、一見の価値ありです。
講堂内は、残念ながら写真NGです。公式HPのリンクを貼っておきます。